Observatory 1&2

転居をきっかけに自分で作り上げた観測所。住宅地のため空が狭く赤道儀はコンクリートピアーで地上3m近くまで高い場所に設置。鉄筋も手曲げで行い振動対策もした。試行錯誤の連続だった。

MITSUKI OBSERVATORY

1996年、半自作建設した第1観測所です。ニッシンドーム製スライディングルーフをカーガレージの上に設置。コンクリートピアーは地下1.5m、地上3mまで自力で鉄筋コンクリートを立ち上げました。

MITSUKI OBSERVATORY 

第一観測所はスライディングルーフ(ニッシン製2.4m×3.6m)赤道議はATLUXかNJP(自動導入改造)です。

太陽面をHα線観測するためにLUNT社製望遠鏡を導入(2011年)イメージングソース社モノクロCCDでの動画撮影+Registax処理で画像を得ています。変化する太陽面やプロミネンスやフレア現象など見ていて飽きません。

第二観測所はコロナ禍の2021年に完成しました。米国からエンクロージャの主な部品を取り寄せ、他の材料は国内調達しました。スケールがインチサイズなので戸惑いました。

惑星観測はセレストロンC11がメインでイメージングソース社CCDカメラとバローレンズの組み合わせで、Registax処理しています。

 MITSUKI OBSERVATORY 

第一観測所はスライディングルーフ(ニッシン製2.4m×3.6m)赤道議はATLUXかNJP(自動導入改造)です。

太陽面をHα線観測するためにLUNT社製望遠鏡を導入(2011年)イメージングソース社モノクロCCDでの動画撮影+Registax処理で画像を得ています。変化する太陽面やプロミネンスやフレア現象など見ていて飽きません。

第二観測所はコロナ禍の2021年に完成しました。米国からエンクロージャの主な部品を取り寄せ、他の材料は国内調達しました。スケールがインチサイズなので戸惑いました。

惑星観測はセレストロンC11がメインでイメージングソース社CCDカメラとバローレンズの組み合わせで、Registax処理しています。

MITSUKI OBSERVATORY

世の人すべてにそれぞれが情熱を持って取り組める何かがあると思います。お仕事の場合、それはお客様のためであることが多いですが、私たちの成長やスキルの向上につながることもまたあります。

世の人すべてにそれぞれが情熱を持って取り組める何かがあると思います。お仕事の場合、それはお客様のためであることが多いですが、自分自身の成長やスキルの向上のためとなることもまたあります。

ここで自分についてや事業内容、特筆したいポイントなどを紹介しましょう。長くなりすぎないよう簡潔にまとめるとよいでしょう。

我々はエキスパート集団である以上に、情熱とスキルを持って力を発揮する、同じ志を持つ同士といえます。

KOTOHA OBSERVATORY

2021年10月に完成した第2観測所です。アメリカのDAN HARMAN氏考案のMotel o'Scope-Telescope Enclosure キットを導入製作しました

KOTOHA OBSERVATORY

基礎作り

地下1m掘り下げて鉄筋を組む(2020/11)

鉄筋組み

鉄筋を切断し、工場で丸く曲げてもらい組み上げました。(2020/12)

基礎用の穴に立てたところ

直径20センチで長さが3m。もっと横筋をいれるべきでしたが長すぎも心配(2021/1)

KOTOHA OBSERVATORY

ボイド管を上から被せる

直径30センチのボイド管を購入し、(長さ4m)軽トラで搬送。(途中で荷台から落ちそうになりヒヤヒヤ)3mに切断(切り口が直角にするのが難しい)。また垂直に立てるのも難しく、錘を上端から下して、真ん中になるように立てたのですが・・。

赤道儀と接続プレート

ピアーと赤道儀の接続方式をどうするかが最大問題となりました。米国の製作会社にも問いあわせましたが、NJP用のものは特注。幸いにもNJPとATLUXのピアーとのアダプターを福島県の業者に作ってもらってあったので、車のブレーキディスクを防錆塗装し、アンカーボルト4本を固定し、コンクリートピアーに埋め込む方式をとっています。ディスクはダイハツムーブ用のものをヤフオクにて購入。

接続プレートの埋め込み

コンクリートをボイド管に流し込み、棒でつついて空気を追い出し、てっぺんを平らにして接続プレートの埋め込みをしています。後でアンカーのナットの調整で水平を出します。

KOTOHA OBSERVATORY 

地上部の様子

いかにして垂直に立てるかが大きな課題でした。材木を井形に組んで上部でも同様に施工して、錘を垂らして中心に行っていれば理屈ではほぼ垂直のはず・・。

ウッドデッキ部の施工

ウッドデッキは3回製作しているので、材料を購入してペイントして防腐対策し組み上げました。ボイド管は内面に油を塗らないでしまったため取り去ることができないでいます。

デッキ部に樹脂デッキ材を貼る

ウッドデッキ部が完成しましたが、上部のデッキ材は木材ではなく、樹脂製のものが余っていたので活用。しかし、雨水が下の階におちるので、結局はこの上に防水シートを貼って、その上に人工芝を貼り付けました。

KOTOHA OBSERVATORY


赤道議の仮据え付け

マウントをこのように据え付けたのですが、極軸が真北ではなく、この後面倒なことになりました。

エンクロージャーベース

これが輸入したエンクロージャーベース。3Dプリンターなどに多用されているアルミ製プロファイルを使うのですが、米国製はインチ仕様で国産はセンチ仕様で困った。ですが、国産でどうにか作成しました。

エンクロージャーを被せた

エンクロージャー (アルミコーティングされた発砲ウレタン板を箱状に接着)にダクロン樹脂製のシートをに貼り付けてから、アイロンで伸ばして接着させ、この上に塗装するという、カヌーを自作している人にはお馴染みの方法で製作。カヌー愛好者にもネットで相談しながら作りました。軽量で丈夫かつ防水性能はさすがです!

KOTOHA OBSERVATORY


赤道議の据え付け

NJPの据え付け風景。E-ZEUS仕様です。

チームについて


中はこんなかんじ

マウントを入れてエンクロージャーを被せた中身です。念のためデジタル温度計を忍ばせて温度変化を見ています。(DAN氏によればほとんど炎天下でも上がらないという)湿気対策の方が課題かもしれません。盗難対策で鍵をつけるのですが、インチサイズではないので鍵を付ける場所が限られ一苦労。

KOTOHA OBSERVATORY


赤道議の据え付け

NJPの据え付けで、苦労した極軸を真北に合わせました。

デッキの一階は倉庫とソーラーチャージ室

昼間、200Wソーラーパネルからディープチャージバッテリーに充電を行い、夜間その電気を観測所の電源として利用する仕組みです。トラック用バッテリーはへたっていて交換が必要になってきました。

望遠鏡の設置

望遠鏡の載せ替えの煩わしさがほとんど無くなるように設置したいのですが、余り長いものはエンクロージャーのサイズもこともあり難しいのですが、こちらでもC11は大丈夫かもしれません。